万が一の時、お世話をしてくれる人の負担を軽減するという理由で始めるかたが多い介護脱毛。
検討をしているかたのために、VIO脱毛が終わるまでにかかる施術回数の目安や、脱毛の際に気をつけることなど、事前に確認しておきたい点をまとめてご紹介していきます。
介護脱毛は医療クリニックで永久脱毛しよう
まず、身近にありリーズナブルな脱毛サロンでの施術を考えているかたも少なくないでしょうが、介護脱毛は永久脱毛が可能な医療機関で行うことをおすすめします。
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永久脱毛の定義は、施術完了後に再生してくるムダ毛が20%以下に留まること。
脱毛が終わればムダ毛が再び生えてくる可能性が低いことから、特にVIO脱毛向きです。
ただ、毛根細胞を破壊する施術が行われるこの永久脱毛は医療行為となり、医療機関でしか受けることができません。
なるべく完了後の状態を維持しやすい、医療レーザー脱毛を選びましょう。
VIO脱毛が完了するまで何回かかる?回数と期間について
完璧を目指すなら10回から12回程度
VIOラインのムダ毛を一切排除するツルツルの状態、ハイジニーナ脱毛を行う場合には、高い効果を期待できる医療脱毛でも10回から12回程度、ムダ毛が濃く生えているかたは15回程度かかると見ておくといいでしょう。
医療機関によっても通うペースが異なりますが、平均2ヵ月に1回照射をするとして、完了までに大体2年ほどかかります。
毛量を減らす程度なら6回から8回
全体的にムダ毛の量を減らすことを目的とする場合には、6回から8回が目安です。
2ヵ月に1回通えば、1年強で完了します。
医療機関でも5回から8回コースが設定されているところが多いので、気軽に利用しやすいでしょう。
VIO脱毛の照射頻度は?ベストな間隔
一般的な医療レーザー脱毛の場合には、2ヵ月から長くても3ヵ月に1回の間隔で照射します。
もっと短いスパンで照射できれば、脱毛も早く完了するのではと思うかたもいるはずです。
しかし、レーザーが作用するのは、毛周期の中で成長期にあるムダ毛の毛根のみ。
ある程度間隔を置いて照射をすることで、成長ペースが異なるムダ毛が成長期に入った段階で、満遍なくダメージを与えることができます。
そのため、間隔が短いと逆に脱毛効率が悪くなり、肌に負担がかかってしまうだけなのです。
医療機関が推奨するペースは、この効率を考えた上で提案されています。
VIO脱毛の経過報告!回数ごとの効果
VIO脱毛1~2回目の効果
- ほぼ変化なし
- 毛が抜けた後にすぐに再生
1回目、2回目は照射後10日ほど経過すると毛が抜け落ちていきますが、すぐに新しい毛が再生してきて、次の照射までにほとんどすべてのムダ毛が元に戻ります。
ただ、1回目よりも2回目のほうが、再生速度が遅くなったことを感じられるでしょう。
VIO脱毛3~5回目の効果
- 細い毛が混じってくる
- 毛量の減少を実感
3回目は2回目と比較して、さらにムダ毛の再生するまで日数がかかるようになります。
細く頼りない毛も混じるようになり、効果を実感する頃です。
4回目、5回目になると目に見えて毛量が減ってくるので、全体に薄くなれば満足だというかたはそろそろ完了を視野に入れる回数になります。
VIO脱毛6~8回目の効果
- 50%から60%ほど毛量が減る
- ムダ毛の再生までに4ヵ月ほどかかる
6回目を終える頃には、最初に比べて半分以上の毛量になります。
ムダ毛も細く柔らかくなり、見た目にも大きな変化が出てくるでしょう。
7回目、8回目でムダ毛の再生間隔が当初の倍、3ヵ月から4ヵ月ほどかかるようになります。
元々の毛が薄ければ、8回でハイジニーナ脱毛が完了するかたも少なくありません。
VIO脱毛10~12回目の効果
- ほぼツルツル状態をキープ
- 毛穴もほとんど目立たなくなる
10回目の照射が完了すれば、半年経ってもほとんどムダ毛は生えてきません。
たまにカミソリで細い毛を処理すれば、今後もツルツル状態をキープすることができます。
12回で毛穴もほとんど気にならなくなり、ムダ毛が再生する可能性もほぼなくなります。
介護脱毛を早く終わらせたい!VIO脱毛の効果を高めるポイント
毛周期を意識してコンスタントに通い続ける
成長期に入ってしっかりと生え揃ったムダ毛に照射を行うことで、高い効果を得られるのが医療脱毛です。
脱毛する間隔が空きすぎてしまうと、前回の照射時に毛周期の関係で休止期や退行期にありダメージを与えられなかったムダ毛が、成長期に入ったタイミングでの照射を逃してしまいます。
ペースを崩さず、2ヵ月から3ヵ月ごとの施術を継続できるように、計画的に通うようにしましょう。
普段から保湿ケアを徹底すること
ムダ毛は肌をダメージから保護するために生えています。
そのため、乾燥によりバリア機能が衰えてしまうと、肌を守るために濃くなってしまうこともあるのです。
せっかく脱毛したムダ毛も、再生能力を高めてしまいます。
医療機関でも施術後にしっかり保湿ケアが行われますが、普段から自分でも徹底して保湿を行う習慣を身に着けておきましょう。
バリア機能を高めることで、肌トラブル防止にも繋がります。
脱毛期間中の注意点
自己処理で毛抜きやワックスを利用しない
脱毛最中でも生えてくるムダ毛の自己処理ですが、毛抜きやワックスを使用して、毛根から引き抜かないように注意してください。
確かに、ムダ毛を抜くことで見た目は綺麗に仕上がります。
しかし、脱毛の際に使用するレーザーは、毛根細胞にダメージを与えることで効果が得られるものです。
自己処理で肝心の毛根を抜いてしまうと、せっかくの脱毛作用を無駄にしてしまいます。
VIOラインの処理には、肌に負担のかからないシェーバーやヒートカッターを利用しましょう。
早く脱毛を完了させる目的での掛け持ちは避ける
より高い効果と、早期完了を期待して同時期に複数の脱毛サロンや医療機関を利用し施術を受けるというかたが見られます。
ですが、必要以上に負担をかけてしまうことで肌トラブルを招いたり、乾燥や刺激から毛周期が乱れ、逆に脱毛効果を得にくくなってしまう可能性があるので、あまりおすすめできる手段ではありません。
介護脱毛の回数や注意点を意識して計画的に脱毛しよう
以上、介護脱毛って何回で終わる?完了するまでの回数・期間の目安について解説しました。
介護脱毛を意識し始めたら、VIOラインに白髪が混じる前に始めるのがおすすめです。
医療脱毛であれば、永久脱毛が可能なのはもちろん、医師や看護師に相談できるのでより安心して利用することができます。
まずは、ムダ毛をどのような状態にしたいのかを考え、そのために必要な施術回数や通う期間、より効率よく効果を得るポイントを確認することが大切。
計画的に施術に通い、万全の状態に整えましょう。